2025年静岡県の骨董市・蚤の市イベントまとめ|人気アンティーク市を徹底調査!

静岡イベント

2025年、静岡県では富士山を望む絶好のロケーションで魅力的な骨董市や蚤の市が開催されています。駿河の国として栄えた歴史ある土地柄、茶の文化や東海道の宿場町の面影を感じる逸品との出会いが期待できます。

この記事では、静岡護国神社の歴史ある蚤の市から富士山麓でのレトロマーケットまで、開催日・場所・特色をわかりやすくまとめてご紹介します。温暖な気候の中で、のんびりと掘り出し物探しを楽しんでみませんか。

この記事のポイント
・2025年静岡県の注目骨董市・蚤の市イベントは?
・静岡護国神社の毎月開催蚤の市は見どころ満載
・初心者も楽しめる富士山レトロマーケットも魅力

目次

2025年に静岡県で開催される骨董市一覧

蚤の市俯瞰イメージ画像

・静岡護国神社蚤の市
・静岡ヴィンテージマーケット
・ふじのくにアンティークマーケット
・富士山レトロマーケット

静岡護国神社蚤の市

開催日: 2025年7月26日(土)・27日(日)(前回:6月29日開催終了)
場所: 静岡縣護國神社参道(最寄駅:JR東静岡駅 徒歩5分)
特色: 参道に約90~100店舗が並ぶ歴史ある蚤の市。古美術・骨董・民具など多彩なアイテムが揃い、境内の雰囲気と相まって終日楽しめる
入場料: 無料
アクセス: JR東静岡駅 南口より徒歩5分、駐車場あり(要確認)

静岡護国神社の参道で開催される蚤の市は、まさに静岡を代表する骨董市イベントです。90~100店舗という圧倒的な規模で、古美術から民具まで実に多彩な品揃えが魅力。神社の厳かな雰囲気の中での古物探しは、どこか心が洗われるような特別な体験ですね。毎月開催されているので、「今回は見つからなかったけれど、また来月」という楽しみ方ができるのも嬉しいポイント。東静岡駅から徒歩5分という好立地で、電車でのアクセスも抜群です。

静岡ヴィンテージマーケット

開催日: 2025年7月27日(日) 8:00~14:00
場所: リバティーリゾート久能山 駐車場(最寄駅:JR東静岡駅 徒歩約20分)
特色: ヴィンテージ・レトロアイテムが大集合。大型家具から小物まで幅広く取り揃え、無料駐車場完備でまとめ買いもしやすい
入場料: 無料
アクセス: JR東静岡駅 南口よりタクシー約5分、駐車場250台(無料)

久能山という歴史ある場所で開催される静岡ヴィンテージマーケットは、ヴィンテージ好きにはたまらないイベントです。大型家具から小さな雑貨まで幅広いアイテムが揃い、250台の無料駐車場があるので大きな家具を購入しても安心ですね。久能山東照宮のお膝元という立地も魅力的で、マーケットの後は歴史散策も楽しめます。朝8時からの早朝開催なので、良い品物を見つけるなら早めの到着がおすすめです。

ふじのくにアンティークマーケット

開催日: 2025年4月20日(日) 9:00~15:00(先行入場9:00~/一般入場9:30~) ※開催終了
場所: ふじさんめっせ 大展示場(最寄駅:JR富士駅より富士急静岡バス12分)
特色: 屋内開催で雨天決行。国内外のアンティークやヴィンテージ雑貨が約40店舗出店。似顔絵や出張撮影ブースもあり、ファミリーでも楽しめる
入場料: 先行入場500円/一般入場無料
アクセス: JR富士駅 北口→富士急静岡バス「ふじさんめっせ前」下車すぐ

今年4月に開催された第7回ふじのくにアンティークマーケットは、富士山を望む「ふじさんめっせ」での屋内開催でした。国内外のアンティークが約40店舗集結し、質の高い品揃えが印象的。似顔絵や撮影ブースもあり、お子様連れでも一日中楽しめる工夫が嬉しかったですね。屋内開催なので天候に左右されず、ゆっくりと品物を吟味できる環境でした。来年の開催も期待したいイベントです。

富士山レトロマーケット

開催日: 2025年5月24日(土) 9:00~15:00 ※開催終了
場所: 富士市中央公園 イベント広場(住所:富士市蓼原町/最寄駅:JR富士宮駅 徒歩15分)
特色: 昭和レトロ・アンティーク雑貨が多数出店。プラモデルやUSヴィンテージ、古道具などレア物を宝探し感覚で楽しめる。雨天決行・荒天中止
入場料: 無料
アクセス: 無料駐車場250台完備

5月に開催された富士山レトロマーケットは、その名の通り富士山を背景にした絶好のロケーションでの開催でした。昭和レトロから古道具、プラモデルまで、懐かしさ溢れる品物がずらりと並び、まさに宝探し気分を満喫できるイベント。富士市中央公園という開放的な空間で、家族連れでものんびりと楽しめました。250台の無料駐車場も完備され、遠方からの参加者にも優しい配慮がありがたかったですね。

周辺で同時開催の古物イベント・フリマ情報

蚤の市俯瞰画像

・吉田町小山城駐車場 フリマ&骨董市

吉田町小山城駐車場 フリマ&骨董市

開催日: 2025年7月5日(土) 9:00~15:00
場所: 榛原郡吉田町 小山城駐車場(最寄駅:JR六合駅 徒歩20分)
特色: 地元出店者によるフリーマーケット&骨董市。使用スペースにより出店料金変動。家族や友人と気軽に参加できる
入場料: 観覧無料、出店料1,000~1,500円(スペースサイズによる)
アクセス: JR六合駅 徒歩20分

小山城の麓で開催される地域密着型のフリマ&骨董市は、アットホームな雰囲気が魅力的ですね。地元の方々が大切にしてきた品物や、長年愛用してきた古道具などが並び、まさに宝探し気分で楽しめます。小山城という歴史ある場所での開催なので、戦国時代に思いを馳せながらの古物探しは格別。家族連れでも気軽に参加でき、静岡の豊かな自然の中でゆったりとした時間を過ごせそうです。

静岡で骨董市・蚤の市を楽しんだ後は散策もおすすめ

静岡県の骨董市や蚤の市を楽しんだ後は、県内の古い町並み散策もおすすめです。東海道の宿場町として栄えた由比や興津では、古民家を利用したカフェや雑貨店で、昔ながらの品物に出会えることも。伊豆エリアでは温泉地ならではの老舗旅館の古道具や、漁師町の民具なども見つかります。

また、静岡市内には駿河竹千筋細工や静岡漆器といった伝統工芸品を扱う専門店も点在しており、骨董市とは違った「静岡らしい古き良きもの」との出会いを楽しめます。茶の産地らしく、古い茶道具や茶器を専門に扱うお店も多く、茶文化に触れながらの古物探しも一興ですね。

富士山周辺では、登山客向けの古い山岳用品や、富士講関連の古書・絵葉書なども見つかることがあり、富士山信仰の歴史を感じられる品物との出会いも期待できます。

骨董市・蚤の市を楽しむための基本知識

骨董市様子

・骨董市と蚤の市の違いとは
・初心者が知っておきたいマナーとコツ
・掘り出し物を見つけるポイント

骨董市と蚤の市の違いとは

骨董市と蚤の市、どちらも古いものを扱う市場ですが、実は微妙な違いがあります。

骨董市は、主に価値の高い古美術品や工芸品を中心に扱います。出品者も古物商の許可を持つプロの業者が多く、江戸時代から昭和初期にかけての陶磁器、漆器、絵画、掛け軸などが並びます。品物の質や価格帯も比較的高めで、真贋を見極める目が重要とされています。

一方、蚤の市は、よりカジュアルで庶民的な古道具市という色合いが強いです。フランスの「マルシェ・オ・ピュス(蚤の市)」が語源で、日常使いの古道具から手作りの雑貨まで幅広く扱います。価格も手頃で、一般の方が不要になった品物を出品することも多く、初心者でも気軽に楽しめます。

現在では両者の境界線は曖昧になっており、同じイベント内で両方の要素を持つ市場も珍しくありません。初心者の方は、あまり厳密に区別せず「古いものを扱う楽しい市場」として捉えていただければ十分です。

初心者が知っておきたいマナーとコツ

骨董市を楽しむために最も大切なのは、相手への敬意と品物への愛情を忘れないことです。出店者の方々は長年の経験と知識を持つ専門家が多く、丁寧な対応を心がけましょう。

服装は清潔感があり動きやすいものを選び、現金を多めに用意してください。多くの骨董市ではキャッシュレス決済に対応していないためです。また、購入した品物を安全に持ち帰るための袋や緩衝材も忘れずに持参しましょう。

品物を手に取る際は、必ず出店者の方に声をかけてから両手でしっかりと支えて持ちます。陶磁器や漆器など繊細な品物が多いため、細心の注意を払って扱うことが重要です。

値段交渉は骨董市の醍醐味の一つですが、「お安くしていただくことは可能でしょうか?」といった丁寧な言葉遣いで行いましょう。一般的には表示価格の1〜2割程度の値引きが相場とされ、あまりにも大幅な値下げ要求は失礼にあたります。

重要:品物を手に取る前は必ず許可を取り、値段交渉は相手への敬意を忘れずに適度な範囲で行いましょう。

掘り出し物を見つけるポイント

掘り出し物との出会いは骨董市の最大の魅力の一つです。まずは「この器、素敵だな」「この色合いが好き」といった直感を大切にすることから始めましょう。

効率的に回るコツとして、まず全体を一周して雰囲気を掴み、気になる店舗をチェックしておくことをおすすめします。人気の少ない時間帯(開場直後や閉場間際)を狙うと、じっくりと品物を見ることができます。

出店者の方との会話も大きな楽しみの一つです。「この茶碗の窯元や時代について教えていただけますか?」といった具体的な質問をすることで、品物の歴史や使い方について詳しく聞くことができ、より深い満足感を得られます。

複数の店舗で同じような商品の価格を比較することや、自分の趣味や興味のある分野を重点的に見て回ることも重要です。季節に合わせた品物を探すのも楽しく、春は桜の季節に合わせた花器、夏は涼しげなガラス器、秋は紅葉をモチーフにした工芸品、冬は暖かみのある陶器や漆器といったように、その時期にぴったりの品物との出会いが期待できます。

掘り出し物発見のコツ
・まずは直感を大切に品物を選ぶ
・出店者との会話で品物の背景を知る
・季節に合わせた品物を重点的に探す

2025年静岡県の骨董市・蚤の市イベントまとめ

  • 神社境内から富士山麓まで、静岡らしい風光明媚な会場で開催
  • 歴史ある護国神社の定期開催から地域密着型まで多彩なスタイル
  • 駿河の伝統文化や茶の文化を感じる品物との出会いが期待

静岡県の骨董市や蚤の市は、富士山という雄大な自然を背景に、駿河の国としての長い歴史を感じられる特別な魅力があります。まずは無料で入場できる静岡護国神社蚤の市から始めて、神社の厳かな雰囲気の中での古物探しを体験してみてはいかがでしょうか。温暖な気候と豊かな自然に恵まれた静岡で、きっと心に残る一期一会の品物に出会えるはずです。次回のイベント開催を楽しみに、静岡の骨董市巡りをお楽しみくださいね。

参考記事
アンティークとは?定義から家具・時計まで初心者向け完全ガイド
【2025年最新】骨董市全国ガイド!日本最大級から地域の人気会場まで完全マップ
骨董市とは?初心者でもわかる基本知識と楽しみ方完全ガイド
骨董市初心者ガイド!東京のおすすめ会場と楽しみ方完全マニュアル
骨董市見分け方ガイド!本物と偽物を見極める初心者向け完全マニュアル

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次